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岩屋湧水◆平成の名水百選

東峰見聞録-岩屋湧水

岩屋湧水は2008年6月、福岡県で唯一「平成の名水百選」に認定されました。湧水量は1日約15,000tで、硬度は約31度の軟水です。お茶やコーヒーの他、日本料理に合うと言われています。
自動給水機が設置されていて、約35L 100円で汲むことができます。

2017年7月5日の九州北部豪雨で被害を受け給水できなくなっていた岩屋湧水が2018年7月1日から給水を再開しました。大災害を経験して改めて水の大切さを痛感しました。岩屋湧水の復活は村民の希望の水であり、復興の一歩。水と緑の光る里「東峰村」の復興を願っています。(東峰村ツーリズム協会会長)

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平成の名水百選

名水百選 岩屋湧水の看板

2004年3月からご利用頂いたこちらの湧水汲み場は、コップで汲める程度の2口を残して閉栓されました。(2009.12.1)

岩屋湧水の水源

JR日田彦山線の彦山駅から筑前岩屋駅の間に位置する長さ4,378mの釈迦岳トンネル内から湧き出す湧水で、1日約1万5千トンの湧水量があます。宝珠山地域の簡易水道の貴重な水源として、古くから村民の生活に利用されている湧水です。

名水百選選定の経緯

環境省では、全国に存在する清澄な水を再発見するとともに、これを広く国民に紹介することを目的として、昭和60年に「名水百選」を選定しました。
選定からすでに20年以上が経過していますが、この間、選定された名水地域においては、保全活動が組織的に行われ、名水を核とした地域振興に取り組んでいる地域も見られます。
平成20年、持続可能な社会の構築が喫緊の課題となっている中、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境のなかで、特に、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動が行われているものを、現在の「名水百選」に加え、「平成の名水百選」として選定を行ったものです。

名水百選の選定方法

「平成の名水百選調査検討委員会」において、以下評価軸に基づき選定作業が行われました。

  1. 水質・水量
  2. 周辺環境の状況 (周囲の生態系や保全のための配慮など)
  3. 親水性・近づきやすさ (水への近づきやすさや安全性を重視)
  4. 水利用の状況(水利用の伝統を含む)
  5. 保全活動(保全活動の内容・効果を重視)
  6. その他の特徴・PRポイント (故事来歴や希少性など)

環境省基準より

岩屋湧水は約35Lで100円

岩屋湧水は、2009年12月1日から利用者のマナー向上と、安全な水を提供するという観点から、自動給水機が設置され、約35Lで100円となりました。(東峰村の判断)
実際に自動給水機で水を汲んでみたところ、3分間100円の給水時間で、約38Lの「岩屋湧水」を汲むことができました。自動給水機には、一時停止ボタンもついているので、水容器の交換時も便利です。

お問い合わせ

株式会社 宝珠山ふるさと村

  • 住所 福岡県朝倉郡東峰村大字福井2296-1 いぶき館内
  • 電話 0946-72-2232
  • FAX 0946-72-2252

アクセス

岩屋湧水へは、マイカー又はJR日田彦山線が便利です。

  • マイカー:県道52号沿いJR筑前岩屋駅のすぐそばにあります。駐車場、水洗トイレあり。
  • JR利用:JR日田彦山線 筑前岩屋駅そば。
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