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岩屋公園◆天然記念物

東峰見聞録-岩屋公園

岩屋神社周辺の岩屋公園は、耶馬日田英彦山国定公園内にあって、天然記念物の奇岩群と窟群、大公孫樹や玄海ツツジなど貴重な植物が自生しています。

「岩屋神社本殿」や「熊野神社」、「宝珠石」については、岩屋神社 をご覧ください。

もくじ

大日社と夏至の朝日

大日社はその名のとおり、大日如来を祀る社がですが、夏至の頃には東の浅間山から朝日が差し込むといわれています。その言い伝えを確認するため大日社に参拝して撮影した写真です。

岩屋の奇岩群

岩屋公園一帯は、英彦山、釈迦ケ岳、大日ケ岳などの火山活動と風化侵食によってできた安山岩質集塊岩の林立した奇岩群を形成しています。

代表的な奇岩

重ね岩から竹地区の棚田を望む
見晴岩から竹地区の棚田を望む

貴重な植物

岩屋公園内には、福岡県の天然記念物に指定された「大公孫樹」、「玄海ツツジ」、「大ツバキ」があります。

大公孫樹(県指定天然記念物)

樹齢700年といわれる「大公孫樹」は、岩屋神社の御神木の一つで、江戸時代の文献には「七色木」として、七種類の異なる植物がこの一本の「大公孫樹」から生えていると記載されています。

玄海ツツジ(県指定天然記念物)

「玄海ツツジ」は、朝鮮半島の金峰山と対馬、そして岩屋公園一帯にしかない珍しいものです。樹高1~2m程度の小灌木で、別名「彼岸ツツジ」とも呼ばれ、薄桃色の可憐な花は、春を届ける花とされています。

※拡大写真での紹介は、東峰村の花めぐりをご覧ください。

大ツバキ「熊谷」(県指定天然記念物)

大ツバキは、樹高18m、幹回り約1.8mの大椿で、深紅の花弁と濃黄色花芯の大輪の花を、毎年3月初旬から4月下旬にかけて咲かせます。(花の直径は12~13センチあります。)

アクセス

岩屋公園へは、マイカー又はJR日田彦山線が便利です。

  • マイカー:県道52号沿いJR筑前岩屋駅から車で2分。(中型バス以上は通行できません)
  • JR利用:JR日田彦山線 筑前岩屋駅より徒歩15分。
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